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2012年6月

3点再入荷のお知らせ

しばらく在庫切れだった以下の3点、再入荷しました。どうぞご利用ください。ご購入はこちらから。

Guillermo_raton_biblioteca_img_m★★少しなれたら

タイトル: Guillermo, ratón de biblioteca
文と絵: Asun Balzola アスン・バルソラ(スペイン)
出版社: Anaya, 2001
シリーズ名: Sopa de Libros
サイズ: 20x20cm, ハードカバー
ページ数: 32ページ
対象年齢: 4歳から

ギリェルモは図書室に住むネズミ。本を読むのが大好きなので、みんなからシェークスピアとよばれています。ある日、チョウが伝言を運んできます。庭に住むいとこが、大きなチーズを手に入れてパーティーを開くので、来てチーズの鑑定をしてほしいというのです。ところが、図書室から庭に行く廊下には、2匹のシャム猫がじんどっていました。

スペインのイラストレーターの草分け、アスン・バルソラの初期の作品。1982年にSusaeta社から出ていたものの復刊です。
体が不自由だったバルソラは晩年、愛用のMacで描くようになりましたが、これは『かちんこちんのムニア』と同時代の水彩。やわらかで奔放な水彩と、独特のウィットのある文章をお楽しみください。


Habitacion_babel_img_m★★★★自信がついたら

タイトル: Una habitación en Babel
文: Eliacer Cansino エリアセル・カンシーノ(スペイン)
出版社: Anaya, 2009
サイズ: 14.5x21.5cm, ハードカバー
ページ数: 250ページ
対象年齢: YA

トーレは、町に1つだけある大きな集合住宅です。ひとり親家庭、移民、老人など、本棚のような建物のそれぞれの住戸につめこまれた人々は、それぞれの物語を持ち、それぞれの言葉で話します。ある日、トーレの住人である高校の哲学教師のアンヘルは、ギニア出身の移民のノルが残した手紙を受け取ります。母と暮らすベルタ、イタリア移民のステファノ、モロッコから来たラシード…そこからトーレの住人である若者たちは、1つの物語に巻きこまれていきます。

『ベラスケスの十字の謎』『フォスターさんの郵便配達』でも、カンシーノの作品にはいつも、生きづらさをかかえた少年少女たちが登場します。命がけで海を渡ってきた不法移民の少年たち、必死に生きてきて、気づくと孤独と向き合うようになった老人など、マージナルな人々の声を、カンシーノは一つ一つすくいあげ、希望につないでいきます。現役の中学高校哲学教師として、日々さまざまな出自の若者たちと接しているカンシーノが、3年かけて書き上げた渾身の1冊。

2009年度アナヤ賞受賞作
2010年度スペイン国民児童文学賞受賞作


Ellazarillodeamberes9788466784955★★★★自信がついたら

タイトル: El Lazarillo de Amberes
文: Eliacer Cansino エリアセル・カンシーノ(スペイン)
絵: Fedelico Delgado フェデリコ・デルガード(スペイン)
出版社: Anaya, 2009
シリーズ名: Sopa de libros
サイズ: 13x22.5cm
ページ数: 64ページ
対象年齢: YA

17歳の少年ロロは、古書店を営む父親が買い付けにいくとき、ここ数年おともをするようになりました。父親は、突然眠気に襲われて眠ってしまう病気を持っているからです。クリスマスの近いある日、『ラサリーリョ・デ・トルメス』のアントワープ版というめったにない貴重書が見つかったという情報を得て二人は買い付けに行きますが、肝心な交渉を前に父親は眠りこんでしまいます。父親のジャケットを着て、父親になりすまし、ロロはどうにかこうにか本を手に入れます。ところがほかにもその本をねらっている者がいて……!

風変りな父親を、普段少し恥ずかしく思っていたロロが、この事件を通じて父親のすごさを知るに至ります。少年の心のひだを描かせたら天下一品のカンシーノの筆は、これでも冴えわたります。父と息子、そして本への愛情をとじこめた、異色のクリスマスストーリー。

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講演会「多様な子ども時代に目をむけてースペイン語圏の子どもの本から」

来週の土曜日に、下記の講演会でお話します。

親子読書地域文庫全国連絡会の代表の広瀬恒子さんには、いくつかの訳書を評していただいたことがあり、今回、よんでいただけて、とても光栄に思っています。

『ペドロの作文』『ピトゥスの動物園』『むこう岸から』『雨あがりのメデジン』『ポインセチアはまほうの花』など、これまでに翻訳してきた本の中の子ども像に焦点をあてて、そこから何が見えてくるか、またそれらの本とどんなふうに出会ったかを、お話する予定です。
日本ではマイノリティーのスペイン語圏の児童文学。「外国=欧米」というモノサシをあてないで、スペイン語圏の現実とそこから生まれた子どもの本をとらえるヒントになれば。

日時:6月23日(土)13:00-
テーマ:多様な子ども時代に目を向けて
ースペイン語圏の子どもの本からー
講師:宇野和美
会場:豊島区勤労福祉会館6Fホール
    http://www.toshima-mirai.jp/center/e_kinrou/
参加費:無料
主催:親子読書地域文庫全国連絡会
*どなたでも参加できます。直接会場にお越しください。

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新しい絵本4点入荷しました

ブログをあまりにも放置していた反省をこめて、これからは、新着本の内容をこちらにもアップしていくことにしました。新しい本が入荷したり、在庫切れだった本が再入荷したりしたときには、こちらでもお知らせしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

そこで、今月の入荷本は4点です。

Libro_negro_de_colores_img★はじめて読むなら
タイトル: El libro negro de los colores
作: Menena Cottin メネナ・コティン
Rosana Faría  ロサナ・ファリア
出版社: Libros de Zorro Rojo
サイズ: 28.5x17.5cm, ハードカバー
ページ数: 28ページ
対象年齢: 年齢表示なし7

内容
トマスがいうにはね、黄色はマスタードの味がするけど、はねみたいにふわふわなんだって。
赤はイチゴみたいにすっぱくって、スイカみたいにあまいけど、ひざこぞうのすりきずにのぞいてる赤はいたいんだって…。
赤、青、黄色、みどり・・・そして黒。
テクストが語る内容が、真っ黒い画面にエンボス加工で描かれている、目の不自由な子どもたちもいっしょに楽しめる美しい絵本です。

2007年ボローニャ・ラガッツィ賞(ニューホライズン部門)
ニューヨークタイムズ 2008年度優良絵本選定
IBBYバリアフリー絵本展 展示図書

Gaudi_para_ninos_img★★少しなれたら
タイトル: Gaudí para niños
作: Marina García 
マリーナ・ガルシア(スペイン)
出版社: Libros de zorro rojo, 2006
サイズ: 20x27cm, ソフトカバー
ページ数: 16ページ
対象年齢: 表示なし

内容
ガウディ自身が自ら語る形で、生涯や代表作、特徴を解説したビジュアル絵本。
生涯と作品を語ったあとには、クイズや、バルセロナに建築物の所在を示した地図、年譜もついています。

イラストと写真をうまく組み合わせて、ガウディの生涯と作品が簡潔にわかりやすく語られていますので、簡単な冊子のような本ですが、なかなか読みごたえがあります。
ガウディの建物をこれから見たい方にも、旅行で見てきた方にもおすすめです。


Goya_para_ninos_img★★少しなれたら
タイトル: Goya para niños
作: Marina García 
マリーナ・ガルシア(スペイン)
出版社: Libros de zorro rojo, 2012
サイズ: 20x27cm, ソフトカバー
ページ数: 16ページ
対象年齢: 表示なし

内容
ゴヤ自身が自ら語る形で、生涯や代表作、特徴を解説したアート絵本。
幼い頃のこと、タペストリーのカルトンを描いていたころ、肖像画の時代、戦乱を描いた時代、暗い絵の晩年など、生涯と作品を語ったあとには、これはだれの持ち物でしょうといったクイズや、年譜もついています。

イラストと写真をうまく組み合わせて、ゴヤの生涯と作品が簡潔にわかりやすく語られていますので、簡単な冊子のような本ですが、なかなか読みごたえがあります。
ゴヤの作品をこれから見たい方にも、見たことがある方にもおすすめです。


Mi_cole_img★はじめて読むなら
タイトル: Mi cole
文: Jordi Sierra i Fabra ジョルディ・シエラ=イ=ファブラ(スペイン)
絵: Elena Odriozola エレナ・オドリオゾーラ(スペイン)
出版社: Algar
シリーズ名: Mi mundo y yo
サイズ: 16.5x18cm, ソフトカバー
ページ数: 24ページ
対象年齢: 幼児から

内容
朝8時に起きて、まず、おふろに入って、朝ごはんを食べて、学校へ…。
休み時間には校庭で遊んで、先生はきれいでしょ?

スペインではcolegioというと主に幼稚園や小学校のこと。日常会話では、coleと略して使われます。
学校ですごす1日を、エレナ・オドリオゾーラが絵でつづったかわいらしい絵本です。テクストも短くやさしいので、はじめてスペイン語の絵本を手にとる方におすすめです。

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