料理だいすき

panellets をつくろう!

Panellets311月1日、諸聖人の日(万聖節)にカタルーニャで食べるお菓子panellets (パナイェッツ)を、先日久しぶりに作ってみました。

材料
アーモンドプードル 100グラム
砂糖 100グラム
ゆでたじゃがいも(卵くらいの大きさ)
卵の黄身 半分~1個(調整する)
松の実 50グラムあれば十分

1.アーモンドプードルと砂糖、ゆでたじゃがいもをマッシュしたものをボールで混ぜあわせる。

2.それに卵の黄身を加えてねっていく。おだんごを丸める要領で、直径3センチくらいのボールがPanellets2うまく作れる固さに黄身の量を調節すること。多すぎるとねちょねちょしてまとまらなくなるので注意。

3.丸めた生地の表面に、松の実をつけていく。松の実がなければ、アーモンドをきざんだものでもよいし、ココアパウダーをまぶしてもよい。仕上げに、卵の黄身をはけで塗る。

4.180度のオーブンで15~20分焼いて、全体に焦げ目がついたらできあがり!

このpanellets、スペイン語ではenpin~onadoと言います。ソリア出身の知人が、カタルーニャに来たばかりのころ、enpin~onadoという言葉を聞かないので、カタルーニャにこのお菓子はないと思ったら、別の名前で呼ばれていたといって笑っていました。

なお、ゆでたじゃがいもを入れるのは家庭の味。お菓子やさんでは、アーモンドパウダー、砂糖、卵の黄身をそれぞれ同量で生地をつくるようです。じゃがいもを入れたほうが仕上がりが軽くなり、安上がり!
生地の形をととのえて卵の黄身を塗ってやけば、トレド名物のmazapanふうになります。

留学していたころ、次男が幼稚園でpanelletsを作り、オーブンで焼く前の状態のを持ち帰ったことがあります。松の実がへばりついているいびつな形の球が5、6個。カタルーニャの秋の味かと、うきうきしたのをおぼえています。
失敗の少ないお菓子です。みなさんもいかがですか?

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フレンチトーストで残パン整理

残りもののフランスパンがあったので、今日のおやつはフレンチトースト。
フレンチトーストの作り方は昔から知っていましたが、その極意に触れた気がしたのは、フランスならぬ、スペインででした。

スペインでパンと言えば、普通は棒状のバゲットです。このバゲット、焼きたてのときは、外はパリパリ、中はフワフワおいしいですが、残ってしまうと、翌日にはあんまり食欲をそそりません。そこでスペインに住むようになった初めのころは、残りもののパンはチャック式の保存用ビニール袋に入れて冷凍し、あとからトーストしていました。それがあるときふと思い立ってこれをフレンチトーストにしてみたら、まさに世界が変わりました。
目の粗いバゲットのすみずみまで、卵をといた牛乳がしみこんでふんわりし、かわはもちっとほどよい弾力が出て、焼きたてパンとはまったく違ったおいしさです。
そのとき、「ああ、フレンチトーストというのは、かたくなったフランスパンを片づけるための究極のリサイクル料理だったんだ!」と深く深く納得したのでした。だって、スペインのパンでしたフレンチトーストは、本当においしいのです!

以来、スペインにいるあいだ、我が家ではときおりおやつや朝食にフレンチトーストが登場し、子どもたちに喜ばれました。アンダルシア出身の近所のおばさんがもってきてくれた、migaというパンを使った料理も、ニンニクのスープやオニオングラタンスープにパンを入れるのも、もともとは残り物をかたづける発想なのかもしれないなと勝手に想像しています。

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モロッコ風つみれ料理

先日久しぶりに、モロッコ風つみれ料理をつくりました♪ 
これは留学中に、子どもの学校の送り迎えで知り合ったモロッコ人のお母さんからじかに教わった家庭料理。市場の魚屋の店先で彼女がサバやイワシを買っているところを見かけ、「どうやって食べるの?」とたずねたのがきっかけでした。モロッコは漁業国なので、魚をたくさん食べるのだそうです。

Saldina2_img_3材料(4~5人前)
イワシ 500グラム
米   半カップ
オリーブオイル 大さじ2
パセリ 適量
レモン 半分
ターメリック、塩、こしょう 適量

トマト 中2、3個または水煮缶半分くらい
じゃがいも 中3個
ニンジン 中1本
ピーマン 2,3個

塩、こしょう、オリーブオイル

1、手開きにしたイワシをフードプロセッサーでつぶしたものに、みじんぎりのパセリ、レモン汁(2切れ輪切りにしたあまりをしぼる)、米、オリーブオイル、ターメリック、塩、こしょうを加え、ねばりが出るまでまぜる。
Saldina1_img_3

2、鍋にトマトの皮をむいてつぶしたものと水1カップを煮立て、その中に1のイワシをだんご状にまるめたものを入れる。

3.5ミリくらいの輪切り(大きいところは半分に)のニンジン、1センチくらいの輪切りのピーマン、7、8ミリの輪切りのジャガイモ、レモンの輪切り2枚を加え、オリーブオイルをたっぷりと入れ、塩こしょうで味をととのえて20分くらいコトコト煮こむ。お米がやわらかくなったらOK。
途中で、味がしみるように、だんごや野菜がくずれないように上下をときどき返す。
 
これだけです。イスラム教国なので、ワインやアルコールの隠し味はなし。イワシの手開きの仕方が私が母から習いおぼえたやり方とまったく同じだったので、親近感をおぼえたものでした。ターメリックは、入れるといきなりエスニックな味に。これと、レモンやトマトの酸味があるので、イワシの臭みも気になりません。
コツは、オリーブオイルの量。モロッコ人の彼女は、どぼどぼ(カップ半分はいっていた)入れていました。

スペインでは、肉屋や魚屋で買い物をしたとき、「パセリをつけて」とたのむと、1回の料理で使う分くらいのイタリアンパセリをタダでくれます。顔なじみの魚屋さんだと、こちらが言い忘れていると「パセリはいいの?」と聞いてくれることも。

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うれしいレンズ豆

Lentejas_img_2スペインのもののうち、ときどき食べたくなるのがレンズ豆lentejas。スペインの豆というと、コシードに使うひよこ豆garbanzosのほうが日本では有名かもしれませんが、私のお気に入りはこちら。日本では、アメリカ産などのオレンジ色っぽいレンズ豆を多く見かける気がしますが、スペインでよく見るのはこういう茶色のもの。
うちの子どもたちは、現地校の給食で出ていたレンズ豆のスープが限りなくまずかったらしく、断固として口にしませんが、夏野菜や腸詰と煮込んでよし、ゆでてトマトとサラダにしてよし、ヘルシーな料理ができます。友人の話では、離乳食にも使うとか。
私のレンズ豆好きをおぼえてくれている友人が、この夏の里帰りのときに届けてくれたのがこちら。
なければないですむのですが、あればあったでとてもうれしい食材の1つです。

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リュウゼツランのシロップ

Agave_imgこれはつい最近、アメリカはボルダー在住の友人からもらった、リュウゼツランのシロップ。agaveというのが、なんとなくスペイン語っぽい名前だなと思って辞書をひいてみたら「リュウゼツラン」のことでした。この写真では見えませんが、ラベルの右上にmiel de agave(リュウゼツランのミツ)という文字があります。
一見シャンプーのようですが、ハチミツよりもっとヘルシーな、天然の甘味料だそう。ためしにプレーンヨーグルトに入れてみましたが、あっさりとした軽やかな甘さ!  
調べてみると、原産はメキシコ。リュウゼツランのどこからこんな蜜がとれるのか興味津々です。
メキシコに行く機会があったら、買ってきたいものがふえました!

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グリンピースをナマで食べる!?

豆ご飯をしようと、グリンピースのさやをむいていたら、ふいに頭のかたすみに眠っていた記憶がよみがえり、思わず1つぶ、口に入れました。
スペイン語で、グリンピースはguisantes。パエリャに入れるような冷凍ものは年じゅうありますが、やっぱりおいしいのは春先の路地もののグリンピース。そして、何よりおいしいのは、ナマで食べること! そう、スペインのグリンピースをナマで食べられるのです。いや、これがおいしい。やめられなくなります。
今日、私が食べたのはやっぱり苦かったのですが、スペインのは噛むとじわっと甘みが広がります。ちなみに、日本のスナップエンドウもためしてみましたが、やっぱりダメ。きっと種類がちがうのでしょうね。残念!

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スペインのオレンジしぼり

Blog_23032008_3 ジャムを作るのが好きで、この季節、毎年決まって作るのがイチゴジャムと甘夏のママレード。そして、甘夏のママレードを作るとき、いつも登場するのが、このスペインで買ったオレンジしぼりです。これは100ペセタショップで買ったもの。
ユーロになる前、スペインには100ペセタ均一の店がありました。日本の100円ショップほどではないけれど、やはりmade in Chinaなどのものがゴチャゴチャ並んでいました。
これは実は、うちで2代目のオレンジしぼり。写真でわかるかな? オレンジをしぼって果汁をためる赤い部分に、白い種受けの部分をカパッとはめるようになったスグレものです。やはり100ペセタショップで買った1代目は、果汁を受けるカップに、オレンジをしぼる山と種受けが合体したものをのっける構造だったので、力を入れてしぼるうちに、山と種受けの境目が割れて、じきに使えなくなりました。
なので、この2代目を見つけたとき、すごく感激しました。「これなら一生使える!」と。
日本に帰ってからは普段はあまり使いませんが、ママレードを作るときになると、「そうだ、あれがあったっけ」と、戸棚からひっぱりだして重宝しています。

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