年中行事

今年ももうすぐ夏時間

昨年もこの時期に書きましたが、スペインでは3月の最終日曜日に、冬時間horario de inviernoから夏時間horario de veranoに変わります。ちなみに、再び冬時間になるのは、10月の最終日曜日。
当然のことながら、日本との時差は、夏時間になると1時間短い7時間になります。ちょうど来週はセマナサンタ。日が長くなり、休暇も存分に楽しめそうですね。

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今年のサンジョルディの日

今日の東京はカラリとした晴天。数時間後に朝が来るカタルーニャもお天気だといいなと思います。だって、今日はサンジョルディの日。
Santjordi2001_img_4 この日バルセロナ市内は、ランブラスも、ランブラ・ダ・カタルーニャも、遊歩道に本やバラの露店が並びます。写真は、ランブラ・ダ・カタルーニャに、たぶん学校から来ていた子どもたち。手に手にバラの花を持っています。あんまりいい写真ではありませんが、雰囲気を味わってください。

書店では人気作家のサイン即売会が開かれます。昨日のLa Vanguardia紙にのっていた今年のサイン会の日程表はこちら。作家ごとに、時間と書店名が書いてあります。昨年、久しぶりに新刊を出したアナ・マリア・マトゥーテも来るようですね。もう80歳なのに6箇所で計6時間も!
カタルーニャ語圏の作家の名も多いですが、『サラミスの兵士たち』のハビエル・セルカスも、『オババコアック』のバスクの作家ベルナルド・アチャーガも、『蝶の舌』のガリシアの作家マヌエル・リバスの名前もあります。ああ、うらやましい!

だれかに本を贈るのが気恥ずかしい人も、今日は1冊、自分に本をプレゼントしてはいかがでしょう? 

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もうすぐ夏時間

夏時間の制度が、日本でもここ何年か話題になっていますが、スペインでは3月の最後の日曜日に、冬時間が夏時間にきりかわります。夏になるときは1時間加えて、それまでの6時が7時、7時が8時に。冬時間に戻る10月最後の日曜日まで、これが続きます。

1時間損したからどうの、得したからどうのとか、体が順応できないとかよく言われますが、私の実感からいうと、1時間くらいべつにどうってことありません。ただ、きりかわったことを忘れていると、ひどい目にあうことも。
冬時間にかわるときは、いきなり日暮れが早くなり、冬のまえぶれのような陰鬱さがありますが、夏時間へのきりかえは気持ちのよいもの。かわる前でも午後8時ごろまで明るかったのが、夏時間になると、いっきに9時まで外が明るくなります。学校から帰ってから子どもを遊ばせるにも、夕方ちょっと八百屋やスーパーに行くにも、のんびりかまえていられます。
観光旅行なら、遅い昼食をはさんで、午前も午後もぞんぶんに使える時期の到来。
ゆったりした午後の時間は、スペインで私が好きなものの1つです。

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カルナバル

Carnaval2_img_3 今年もカルナバル(カーニバル)carnavalの季節になりました。カルナバルとは、セマナ・サンタの前の四旬節に先立って行われる、本来キリスト教由来の祝祭です。
スペイン語圏ではさまざまな祝い方がありますが、スペインの幼稚園、小学校でカルナバルといえば、まず思い浮かぶのは「仮装行列」です。
バルセロナ市では、今年も2月19日から25日まで、市をあげてさまざまな楽しいイベントが催されます。Carnaval1_img_2

私が留学していたときも、子どもたちが通っていた学校で仮装行列がありました。P5(parvularioの5歳児のこと。つまり年長組)は、「階段を掃除するネズミ」組だったので、みんなでかわいいネズミに変身。音頭取りをするお母さんがいてくれたおかげで、しっぽ型に縫ってある布にアルミホイルをつめ(アルミホイルだと自由に曲がる)、黒のストッキングに耳をつけるだけですみラッキーでした。

午後の仮装パーティーでは、一部のお母さんも仮装してきてでびっくり。上の写真は、お母さんたちが扮した「みつごのおてんばむすめLas tres mellizas」です。日本でも、1980年代に初期のシリーズが電波新聞社から翻訳出版されているスペインのキャラクター。3人の女の子がいろんなおとぎ話の中に入りこんで冒険する物語は、本でもアニメでも大人気です。詳しくは上記のリンクをどうぞ。

カルナバルが終わるとバルセロナでは、日がだいぶ長くなっているのを改めて実感し、これから暖かくなるぞという感じがしてきます。

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Vuelta al cole

バルセロナの大学ではじめてカタルーニャ語の授業をとったときのこと、テキストに、「もうもどってきたのね?」「ええ。○○さんは?」「まだみたいよ」のようなダイアローグが出てきました。「もどる」って、いったいなんのこと??? スペインに住みはじめてまもない私には、さっぱりわからない会話でした。
ピンとくるようになったのは、スペインでの生活が2年目に突入した9月のこと。ひさしぶりに会う顔見知りに、「しばらくね。いつもどったの?」と、しょっちゅう声をかけられたからです。7~8月に1か月ばかり閉店にする商店もあるので、店先でも「もどったのね」「うん、また今週からよ」のような会話がとびかいます。さきほどの会話は、夏休みがあけ、旅行先や帰省先からもどったかどうかを言っていたわけです。
なごりおしいと同時に、どこかほっとした気分の新学期vuelta al cole. 小学生の教科書代が1人平均いくらかかるとか(教科書は無償配布ではないので)、学校に持っていくスクールバックはどんなのが人気だとかいう記事が新聞にのるのもこのころ。
9月なかばに小中学校がはじまると、バカンス気分が消え、どの家族もいつもの生活にもどります。学校がはじまると、スペインはもうじき秋です。

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サンフアンの日と爆竹

バルセロナの小学校は、6月24日サンフアンの日の直前に学年末をむかえます。
留学していたころ、6月になったくらいから、町のあちこちで爆竹petardoの音が響くようになりました。夕方、そこらで遊んでいる子どもたちが、かんしゃく玉のようなのをふみつけて遊んだり、大きな子たちは、ゴミ箱やガードレールのパイプの間に入れて鳴らしてみたり。大きな音が苦手な私は、びっくりしどおしでしたが、現地の人たちは、おとなしいお母さんでも平気な顔。そんなものかと思ったものでした。
サンフアンの前夜に、昔は大きなたき火hogueraをたいてとびこしていたそうですが、これはその名残でしょうか。現在は、たき火は危ないので、かなり規制がきびしくなっているようです。大学生の友人は、友だちとパーティをして、明け方にみんなで海にはいるとか。
マドリードの住む友人によれば、マドリードではサンフアンに爆竹の習慣はないとのこと。四つ葉のクローバーをつんだわと言っていました。
サンフアンの日。スペインの夏のはじまりです。

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サン・ジョルディの日

San_jordi2008_imgセルバンテス文化センターであった、講演会『ティラン・ロ・ブランvsドン・キホーテ』に行ってきました。
vs ドンキホーテとなっていましたが、もっぱら話題は『ティラン・ロ・ブラン』。『ドン・キホーテ』の中で焚書をまぬかれ、バルガス・リョサも絶賛している15世紀のこの作品の、どこにそんなに魅力があるのか。特徴がよくわかる、興味深いお話でした。

所長のビクトルさんが一部カタルーニャ語でご挨拶され、帰りには左の写真のようなカタルーニャ色のリボンつきの赤いバラのプレゼントがあり、カタルーニャ一色。
カタルーニャ色とは、赤と黄色の細いストライプ。カタルーニャ地方の行事には、この色のリボンが必ず登場します。スペインの国旗と同じ色ですが、黄色+赤+黄色の横じまならスペイン、黄色と赤の縦じまならカタルーニャと、縦横太さで意味するものがぜんぜんちがうので要注意!

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セマナサンタ

今年は、3月17日から23日までがセマナサンタSemana Santa(聖週間)にあたります。セマナサンタは、スペインの子どもたちにとっては春休み。9月に始まった学校は、クリスマスまでが1学期、セマナサンタまでが2学期、サン・フアンまでが3学期となります。セマナサンタは移動祝日なので、2学期と3学期の長さは、年によってまちまち。
留学中、学期の終わりの日に子どもを学校に迎えにいくと、帰りぎわ、Hasta man~ana.のかわりに、Que lo paseis bien! などとみなが声をかけあうのを聞いて、なんだかウキウキしたものでした。
このころになるとバルセロナは、日中半袖でもいい陽気の日が増えてきます。夏時間に切り替わると、一気に日も長くなり、気持ちのよい季節です。

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レイエスの日

スペインの子どもたちにとって、1月6日はレイエスの日el dia de los Reyes Magosという特別な祝日です。日本では、北欧や英米と同様、クリスマスの夜、サンタさんがプレゼントをくれるのが普通ですが、スペインではサンタさんが来るかわりに、1月5日の夜、よい子のもとへ東方の三賢人がプレゼントを届けてくれるからです。イエスが誕生したときに輝いた星を見て、贈り物を持ってやってきた三人の賢人が、この日に厩に至ったことに由来する行事です。
「カトリックの国なのに、スペインにはクリスマスの絵本はないの?」と、聞かれることがありますが、イエスの生誕そのものを描いた絵本はあっても、サンタさんの絵本がないのはこういうわけです。
三賢人は、よい子にはプレゼントを、悪い子には炭を持ってくるとされ、12月のクリスマスシーズンが始まると、サンタさんへの手紙ならぬ、三賢人への手紙を子どもたちは書き、ほしいものをお願いします。お菓子やさんでは、布袋に入った炭そっくりの砂糖菓子まで売りだします。
主顕節については、ほかにも書きたいことがありますが、あとはまた機会を改めて。

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